定量位相イメージング(QPI)技術による空間光干渉顕微鏡法 SLIM

TEL044-981-0025

SLIM (Spatial Light Interference Microscopy 空間光干渉顕微鏡)

空間光干渉顕微鏡 SLIMは既存の研究用光学顕微鏡へ追加することが可能です。SLIMは光学的に薄い試料の4Dラベルフリー定量イメージングを可能にします。

SLIMの利点:単一細胞の解像度で大細胞集団をイメージングし、蛍光とシームレスにオーバーレイし、視野全体で3Dトモグラフィーを実行します。

SLIMイメージングはラベルフリーです。セルディッシュやマルチウェルプレートでのサンプル前処理は最小限で済みます。

SLIMバージョン:
SLIMは、位相差顕微鏡のカメラポートに接続する追加モジュールです。
CellVistaプラットフォームは、顕微鏡の電動部(ステージ、Zドライブ、蛍光タレット、シャッター)を制御します。CellVistaは、GLIM、蛍光、DIC、明視野を含むサンプルのプログラムされた4D(3D時系列)マルチチャンネル画像を取得することができます。すべての出力は、シームレスなチャンネル オーバーレイのために同じカメラでキャプチャされます。

空間光干渉顕微鏡 SLIMイメージングシステムには3種類のバージョンがあります。

SLIM Basicは手動顕微鏡で使用します。固定ターゲットのタイムラプス撮影に適しています。

SLIM Proは電動顕微鏡と組み合わせることで完全に自動化されたハイスループット、マルチチャンネルデータ取得を実現します。2Dや3Dスキャンを必要とする複雑なプロジェクトに適しています。
また、GLIM Proはマルチチャンネル実験や高速ダイナミクス測定にも適しています。

SLIM UltimateはSLIM Proで生成される1時間あたり1TBを超えるデータを長期間(数週間/数か月)にわたって保存し効率的に管理するシステムです。SLIM UltimateはSLIM Proと100 TBの大容量ストレージサーバーを組み合わせたシステムです。

主なアプリケーション

  • タンパク質粒子と凝集体のサイズ、数、3D形態
  • 単一細胞分解能の大規模集団に対する2D細胞アッセイ:成長と増殖、細胞毒性、
    生存率、免疫細胞殺傷、老化、アポトーシス
  • 生検マイクロアレイにおける組織形態と障害

各メーカの光学顕微鏡と組み合わせ可能です

CellVista SLIM PRO module attached to a Zeiss Axio Observer microscope (Microscope sold separately.)

CellVista SLIM PRO module attached to a Nikon Ti2 Eclipse microscope (Microscope sold separately.)

CellVista SLIM PRO module attached to a Leica DMi8 microscope (Microscope sold separately.)

SLIMバージョンの機能比較

特徴 SLIM BASIC SLIM PRO SLIM ULTIMATE
リアルタイムイメージング
プログラム 2D スキャニング
プログラム 3D スキャニング
蛍光オーバーレイ
大型HDDアレイ
SLIM 取得速度 Up to 4 fps @1928×1448 px Up to 12 fps @2048×2048 px Up to 12 fps @2048×2048 px

Phi Optics SLIM technology概要

*さらなる情報やカスタマイズの相談はお気軽にご連絡ください!

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